|x|a+|y|a= 1で表される曲線の中で、a>2のものを「スーパー楕円」と呼び、特にa=2.5の時の曲線が最も美しいとされる。円弧を面取りするより人の目に違和感がなく、持ち心地も優しい。円形、四角、どちらの印欄にも収まりがいい、〇でも□でもない、最も美しいしるしのカタチ。
日常生活で「わたしの物」であることを証明する機会は多い。そこで「名前」と「書体」の指定で模様化できるシステムをつくり、名前を応用が利く模様に置き換えることで、物への愛着を持たせながら、「わたしの物」を証明するしるしを考案。名前の手軽な紋様化で、しるしの習慣化を図る。
シヤチハタのアイデンティティカラーといえる朱色を使った切手。鮮やかな朱を添えた便りは、人から人へ、さまざまな思いを伝え、その簡潔な佇まいは多様なシーンに馴染む。送り手、受け取り手、双方の暮らしを彩る、これからの新しいしるしの習慣。
テストなどにペンで朱書きする「赤入れ」。そのやりとりには、評価する人、受け取った人、双方の感情が常に伴う。「emo.pen」は、自分オリジナルの輪郭スタンプに赤ペンで表情を描き足したしるしで、気持ち「emotion」を絵文字「emoji」のように情味をもって伝える。
オールプラスチックでありながら、100%リサイクル素材からできた印鑑。レジ袋有料化やプラスチック製ストロー削減などで環境への関心が高まっている今こそ、リサイクル素材を前面に打ち出すことにより、人々のエシカルな消費意識に訴える。
クリエイションの始まりは常に一本の線であり、ルールやグリッドに従ったり破ったりの往復を続けることで最終の形にたどり着く。「グリッド五ミリ」は、手軽にさまざまなグリッドを引けるローラースタンプ。5ミリ長さの「ドット」「四角」「三角」の3模様展開。
日本には昔から多くの「結び」が存在し、感謝を伝える時、贈り物をする時、自分を奮い立たせる時、さまざまな場面で使われてきた。添えるものに応じて好きな長さ、形で結び、思いをしるして伝える、シヤチハタを象徴する朱い紐の提案。
磁石を内蔵した、金属面に付着できるハンコ。側面に5度傾斜をつけ、接地面から持ち手の一部を浮かせることにより、手に取りやすいデザインに。玄関のドアや冷蔵庫の扉、手を伸ばした先で、ずっとこちらに傾きながら、丁度いい場所にハンコは居る。
UV発色インクとブラックライトが1つになったシヤチハタ印「mine」は、自分の物を証明するしるし。通常時は無色透明で、ブラックライトを当てると印が浮き上がる。「承認」という公的なシーンで使われる印鑑で、「所有」という私的な人と物の関係をつくる、新しい使い方の提案。
万人に共通する個人認証法を考え、世界共通の「カラー」に着目。氏名や生年月日、血液型などの情報を色で表してデータ登録し、さまざまな自分の持ち物にも表示できる。明るく楽しく美しく、自分を示し、暮らしを彩る、わたしだけのしるし。