喜多 俊之
プロダクトデザイナー
太古の昔から「しるし」の持つ意味は大切なものとして人々の心に刻まれてきました。 ハイテクノロジーと電子化が進む私達の暮らし環境の中で「しるしの価値」は益々高まり ます。10年振りに審査に参加することになりました。作品の応募をお待ちしています。
インタビューをみる後藤 陽次郎
デザインプロデューサー
「しるし」とは、「足跡を残し、気持ちを伝えること」と言えるかもしれません。 そして人が日常で使うモノには、見て美しい、触れて気持ちいい、そんな感覚的な喜びが必要です。 まったく新しいアイデアだけでなく、今あるものを進化させる発想でもいい。人々の暮らしや社会を豊かにするような提案を期待しています。
インタビューをみる中村 勇吾
インターフェースデザイナー
世界中の人たちの生活がフラットに接続されているこのネットワーク社会において「私であること」を印すアイデンティティとは具体的にどのような形を伴っていくのでしょうか。 そもそも「私であること」を示す意味や価値はどこにあるのでしょうか。「私」の表現について考えることは、この現代社会を描写することに繋がっていくのかもしれませんね。
インタビューをみる原 研哉
グラフィックデザイナー
便利にするとか、素早く処理するのもアイデアなら、手間をかけ、丁寧にものとの関係を見直すのもアイデアです。 素早く、なめらかになっていく世界の中で、人は何をいかに「しるす」のか。若々しい感性も、老練な手管も歓迎したい。そしてなるほどと唸らせてほしい。
インタビューをみる深澤 直人
プロダクトデザイナー
マイナンバーやパスワードなど私たちのアイデンティティは数字化され、自分を表すものはもはや名前だけではなくなりました。 また指紋や顔など、認証方式は急速に変化を遂げています。 ハードウェアからソフトウェアへと移行しつつある現状を捉え、モノだけでなく行為や仕草などを含め、シヤチハタにふさわしい認証システムの提案にもぜひチャレンジしてください。
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