インキのこと、どのぐらい知っていますか?前回の記事では、シヤチハタの研究開発部の二人から、インキの基礎知識を学びました。VOL.05は、どんな商品にどんな技術が使われているかを深掘りします。

実際の商品開発においては用途とコンセプトに対してどのようなインキや技術を提供するかが重要です。今回はシヤチハタの4つの商品について具体的にその技術を紐解きます。
捺しごと_インキ_1 インキのこと、どのぐらい知っていますか?シヤチハタは、かなり多くの材料を自社で開発しています。そのなかでもユーザーにとって馴染み深いのが、ペンや浸透印に使われるインキです。今回は、これらの開発をする、シヤチハタ研究開発部の旭野欣也さんと小林千紗さんに、インキ開発で重要なことや、染料と顔料の違いなどを教えてもらいました。

シヤチハタというと、多くの人はハンコやスタンプを思い出してくれると思います。たしかに主力製品は文具のカテゴリーですが、実はそれ以外にも商品開発をしています。
今回はスタンプではあるものの、文具コーナーで人々が手に取ることはない、橋の建設現場で使われるツールの開発ストーリーです。営業担当で開発を主導した髙橋宏彰、機構設計を担当した商品開発部の安江明哲、そしてインキを担当した研究開発部の上田嵩大に話を聞きました。

シヤチハタというと、多くの人はハンコやスタンプを思い出してくれると思います。たしかに主力製品は文具のカテゴリーですが、実はそれ以外にも商品開発をしています。 今年4月に釣具メーカーのジャッカルから発売した「アートライン イレグイマーカー」は、釣り好き社員の熱い企画で生まれた商品です。この異色の商品の開発の経緯を、研究開発部の旭野欣也と、商品開発部の柴田蓮也に聞きました。今回は、捺さないお仕事です。 イレグイマーカーとルアー
新製品の開発に携わる際、デザイナーの多くは工場などの生産工程を観察してから企画に取り組みます。実際の現場を知り、背景にある設備や核となる技術を理解することで、問題点を発見できたり、デザインの精度を高めたりできます。 そこで「シヤチハタの捺しごと」と題した新しい企画をはじめます。愛知県稲沢市にあるシヤチハタの自社工場の主な技術や製造機械、そして社内のスペシャリストたちを紹介していきます。シヤチハタの製品のほとんどのパーツは、実は自社工場で生産しています。専門家たちが一つひとつの加工法にこだわり、技術をかけ合わせることで新しい製品が生まれているのです。 本来は応募を検討されている全ての方をお招きするのが理想ですが、各工程や素材のこだわりをここにまとめました。一つでもヒントを見つけていただければ幸いです。