押す、書く、貼る、結ぶ、灯す、刻む......。
人はさまざまな方法でしるしを生み出し、後世へと残してきました。
ほとんど変わらないものもあれば、大きく姿を変えたものもあります。
今回のテーマは「現代のしるし」です。
身の回りにあふれる「しるし」のあり方から見つめ直すと、
現代の人々が本当に必要とするものが見えてくるかもしれません。
今の生活と社会、そして時代に求められるしるしをお待ちしています。

中村 勇吾

インターフェースデザイナー

最近はプロトタイピングにまつわる制作環境が発達したこともあり、年々、プレゼンやデモのレベルがあがってきているように感じます。アイデアもさることながら、完成度で唸らせるような企画やデザインを期待しています。完成度を高める努力をしているうちに、自然とアイデアも拡がっていくものです。こういった機会にぜひトライしてみてください。

原 研哉

グラフィックデザイナー

毎回ポスターのヴィジュアルを担当しているが、できるだけ深く考えないで、瞬発力でかたちを決めている。かたちとは「みじろぎ」であり、テーマを聞いた時の感覚と身体の反応である。「どういう意味ですか?」と時々質問されるが、もともと意味を考えていないので答えようがない。コミュニケーションの背景に濃密な意味が張り付いていると考えるのは必ずしも正鵠をいていない。身体も感覚も深い思考を経て動いてはいない。現代のしるし、とはそんな刹那の反応を巧みに捉えたものではないだろうか。

深澤 直人

プロダクトデザイナー

人間が世界に印す痕跡は、どのくらいあるのだろうか。それは数え切れないほど存在している。道を踏み固める足跡、使い込まれて角の丸くなった道具、壁に残る手垢や日焼けの跡。街角のベンチのへこみや、何度も触れられて艶を帯びたドアノブも、人の存在を静かに語っている。言葉や文字もまた痕跡のひとつであり、手紙やメモには、その人の思考や感情が刻まれる。さらには、習慣やしぐさ、場の空気までもが人によって形づくられていく。人間は意識せずとも、触れ、使い、関わることで、世界に無数の印を残し続けているのである。

三澤 遥

デザイナー

目まぐるしく絶えず変化し、全体像が捉えられない現代。更新を繰り返しながら前に進むものもあれば、ずっと残り続けているものもあります。存在を証明するしるしがある一方で、なんでも透明化されてしまう今の時代には、隠すためのしるしもあるのかもしれません。社会への批評的な視点や暮らしへの実直な問いを含んだアイデアが、これまで以上に多く生まれてきそうな予感がしています。

辰野 しずか

クリエイティブディレクター・デザイナー
 

「現代」という言葉は、普段よく目にする一方で、改めて考えてみると非常に興味深いものだと感じます。現代を捉えるためには過去を知る必要があり、その切り取り方も多様です。抽象度が高く、奥行きのあるこの言葉から広がる、あなたにとっての「現代」という時間に興味があります。そのしるしが存在することで、どのような変化が生まれるのか。そこに込められた願いが感じられる提案を楽しみにしています。

舟橋 正剛

一般社団法人未来ものづくり振興会 代表理事
シヤチハタ株式会社 代表取締役社長

進化し続ける現代社会において、これまでしるしは何を残したのでしょうか。しるしは、人と人、人と社会を結び付けてきました。心の豊かさが求められる時代の中でしるしの果たす役割はますます重要になっています。しるしは文字やマークだけでなく、音であったり、光であったり、温もりであったり、ほのかな匂いであったり、見えるものだけがしるしではありません。しるしのあり方を原点に返って見つめ直してみてください。今、あなたが心から欲しいと思うしるしの提案をお待ちしています。

  • テーマ
  • 現代のしるし 「しるし」が持つ可能性を広げるプロダクトもしくは、仕組みをご提案ください。
    なお、応募作品は未発表のオリジナル作品に限ります。
  • 募集期間
  • 2026年 4月1日(水) ~ 5月29日(金) 12:00
  • 応募資格
    • 企業、団体あるいは個人やグループ、年齢、性別、職業、国籍は不問。
      ただし、日本語でのコミュニケーションが可能であること。
    • 1次審査を通過した場合、2026年8月28日(金)までに模型製作が可能であること。
    • 入賞した場合、2026年10月9日(金)に東京都内で行われる表彰式に参加できること。
      ※ 一人又または1グループで複数応募可能です
    • グランプリ
    • 1作品(賞金300万円)

    • 準グランプリ
    • 2作品(賞金50万円)

    • 審査員賞
    • 5作品(賞金20万円)

    • 特別審査員賞
    • 1作品(賞金20万円)
    • 全ての受賞作は、商品化を検討いたします。
      全ての受賞作は、当サイトで公開されます。
      ※ 模型制作費 ・ 賞金は日本円建てでお支払いいたします。
  • 提出品
    • プレゼンシート
    • 提出形態 :
    • A3サイズのPDF1枚(容量10MB以内)
    • 必須項目 :
    • エントリー番号、作品名、作品の一般名称、
      コンセプト(300文字以内)、
      作品イメージ(写真、CG、イラスト、図面など)

    エントリー番号

    作品名

    一般名称

    コンセプト

    エントリー番号

    作品名

    一般名称

    コンセプト

    • ※ 縦、横は自由です
    • ※ エントリー番号、作品名、一般名称、コンセプトを、左上に必ず記載してください
    • ※ 一般名称は、紙、ハサミ、ペンなど提案する作品が広く一般的に呼ばれている名称を記載してください
    • ※ 応募者名をプレゼンシートには記載しないでください
    • ※ 提出されたプレゼンシートに不備がある場合、審査対象外とする場合がございます
    • 過去受賞作品のプレゼンシート
  • 応募方法
    • 事前にエントリーフォームを入力ください。
      メールにてエントリー番号をお送りしますので、そちらを保管ください。
    • エントリー番号とプレゼンシートを作品応募フォームより投稿してください。
      ※ 複数作品を応募される場合は、必ず作品応募ごとに、エントリーをお願いします。
  • 審査基準
    • テーマの理解力
    • テーマを理解し「しるす」文化の進化につながる提案かどうか

    • 新規性・革新性
    • 時代のニーズを捉えた提案かどうか

    • 提案の実現性
    • 具体的に実現性まで考えられたデザインや仕組みで、実制作や商品化が可能かどうか
  • 日程
    • 1次審査通過連絡
    • 7月中旬予定
    • 模型提出
    • 8月28日(金)締切
      ※ 模型製作費として補助金1万円(税込)をお支払いたします
    • 最終審査
    • 9月4日(金)予定
    • 表彰式
    • 10月9日(金)18:00~予定
  • Q.応募にエントリー番号は必要なのですか?
  • A. 応募には必ず必要です。
    複数応募される場合は、応募毎にエントリー番号を取得してください。

  • Q.1人及びグループで、複数の作品案を応募することは可能ですか?
  • A. はい、可能です。
    複数応募される場合は、応募毎にエントリー番号を取得してください。

  • Q.一次審査通過は教えてもらえますか?
  • A. 審査結果は2026年7月中旬(予定)までにメールで通知をさせていただきます。

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