制約があるから自由につくれる

このコンペは「しるし」という、すごくミニマムで簡潔なテーマが設定されていますが、個人的には制約があるからこそ、その枠組を広げながら自由に作れそうだなと思います。第14回のテーマが「『 』を表すしるし」と「表す」だったのに対し、今回は「感じる」になっています。感じるというのはとても不確かで、おぼろげです。私はこういう抽象的なテーマ設定がすごく好きですし、今までとは違う質のものが出てきそうな予感がします。表すだと、的確に物事を伝えなければならない印象がありますが、感じるだと幅が広くて、断定しなくてもよいから、不思議な立ち上がりのものができそうだなと思いました。いろいろ考えやすそうです。

ハンコじゃないしるしの価値とは?

今回のテーマは「こころを感じるしるし」ですが、今までよりも大きな観点からこのコンペに取り組みたいと思いました。目で見たり、耳で聞いたり、あるいは手で触ったり、鼻や口から感じたりするものまで、幅広い「しるし」がどのように人間の心を動かしていくのかに興味があります。